バレーボール日本女子 米国に敗れ終戦 ネーションズリーグ

2023年07月14日 05:15

バレーボール

バレーボール日本女子 米国に敗れ終戦 ネーションズリーグ
<日本・米国>失点に肩を落とす古賀(C)FIVB Photo By 提供写真
 バレーボールのネーションズリーグ女子は12日、1次リーグ上位8チームによる決勝大会が米アーリントンで開幕。世界ランク8位の日本は準々決勝で同1位の米国に敗れた。序盤から相手ブロックに苦戦。2セットを連続で奪われ、第3セットこそ古賀紗理那(27=NEC)や林琴奈(23=JT)の強打で25―18としたが、第4セットは18―25と突き放された。9月にはパリ五輪予選が行われ、日本は東京開催のB組で上位2チームに与えられる出場権の獲得を目指す。
 目標の4強には届かなかった。日本は東京五輪覇者に完敗。昨年のネーションズリーグ、世界選手権に続き準々決勝で散った。真鍋監督は「米国の高いブロックになかなか日本のスパイクが決まらなかった。それが敗因の一つ」と分析した。

 第1、第2セットは競り合いながら失った。第3セットはレシーブで粘り相手ミスを誘い取り返したが、第4セットは序盤で主導権を手放した。古賀は「1、2セット目は攻撃が最後のフィニッシュのところで機能しなかった。引き出しをたくさんつくることが大切」と課題を挙げた。

 1次リーグでは競り勝っていた世界1位に雪辱された。チーム最多14得点を挙げた和田は「自分たちの戦略に対して米国が修正し、追いかける展開になってしまった。拾ったボールを技術で決め切ることができなかった」と反省。指揮官は「ブロックさえかわせば、決定率は上がってくる」という。秋のパリ五輪予選に向けて課題の克服を目指す。

おすすめテーマ

2023年07月14日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム