アーティスティックスイミング乾友紀子が先陣で勢いつける 世界水泳14日開幕

2023年07月14日 05:14

水泳

アーティスティックスイミング乾友紀子が先陣で勢いつける 世界水泳14日開幕
乾友紀子 Photo By スポニチ
 水泳の世界選手権福岡大会は14日に開幕し、17日間で6競技75種目を実施する。13日は前半に行われる競技の有力選手が大会会場のマリンメッセ福岡で会見。大会初日の最初の種目アーティスティックスイミング(AS)女子ソロのテクニカルルーティン(TR)予選に出場する乾友紀子(32=井村ク)はトップバッターとして日本を勢いづける演技を約束した。自国開催の地の利を生かし、フリールーティン(FR)との2年連続2冠に挑む。
 金メダル大本命の乾が日本の先陣を切る。

 昨年のブダペスト大会でソロTRとFRの2冠を達成。午前9時開始のTR予選で今大会の幕が開くため「トップバッターとしていい演技をして日本チームにいい流れをつくりたい」と意気込んだ。チームのエースを担った21年の東京五輪後は非五輪種目のソロに集中。小学6年時に出会った井村雅代コーチ(72)と迎える集大成の舞台となる。

 海外の大会では慣れない硬水への対応に苦しむこともあるが、日本は泳ぎ慣れた軟水。食文化の異なる海外とは違い体重管理の負担も少ない。

 地の利は大きく「海外の水と日本の水で感覚が違う。硬いと重かったり、飛び込んだ時に痛かったりするが、日本の水はやりやすい。食事の不安もない」と強調。「大会初日の朝なのでどれぐらいの方が来られるか分からないが、ホームで皆さんの声援がパワーになる。ワクワクしている」と自国開催で有観客の世界舞台に胸を高鳴らせた。

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