FW第1列は4年ぶりの“黄金トリオ” 具智元 スクラムは「今までで一番いい感覚」ラグビー日本代表

2023年07月14日 14:49

ラグビー

FW第1列は4年ぶりの“黄金トリオ” 具智元 スクラムは「今までで一番いい感覚」ラグビー日本代表
<日本代表練習>ポールをくぐる具。左はファカタヴァ、右は堀江(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 ラグビー日本代表は14日、あす15日に熊本・えがお健康スタジアムで行われる「リポビタンDチャレンジカップ2023」オールブクラッス・フィフティーン第2戦に向けて会場で前日練習を実施。3番で先発するプロップ具智元(神戸)が取材に応じ、「練習からいい雰囲気で、質も良くなった。明日が楽しみ」と笑顔で話した。
 FW第1列は1番に稲垣啓太、2番に堀江翔太(ともに埼玉)、そして3番に具が入った。このフロントロートリオがそろって先発するのは、19年W杯準々決勝の南アフリカ戦以来、約4年ぶり。同大会の1次リーグ第2戦のアイルランド戦でもトリオで先発し、前半のスクラムではペナルティーを獲得。普段は穏やかな具が雄叫びを上げながらガッツポーズを繰り出したのは、同大会を象徴するシーンとなった。

 「(試合では)W杯以来だが、練習ではずっと組んでいる」と当時を思い起こした具も、「堀江さんはサポートしてくれるし、稲垣さんもいつも(押しで)来てくれる」と2人を信頼。長谷川慎コーチが指導するスクラムは、前3人がバック5の押しを相手に伝える方法論を採っており、「常に8人で組める。今までで一番いい感覚」と手応えを示した。

 韓国出身の具だが、中高生時代6年間を大分で過ごしており、九州は第二の故郷。6―38と惨敗した第1戦から1週間。新ジャージーもお披露目される負けられない一戦で、具の咆哮が飛び出した時、日本代表の勝利が近づく。

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