ラグビー日本代表・流大「特別な感情を持ってる」“第2の故郷”熊本でW杯イヤー初勝利届ける

2023年07月14日 14:59

ラグビー

ラグビー日本代表・流大「特別な感情を持ってる」“第2の故郷”熊本でW杯イヤー初勝利届ける
<日本代表練習>ポールをくぐる流(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 ラグビー日本代表は15日に今秋のW杯フランス大会に向けた強化試合「リポビタンDチャレンジカップ2023」オールブラックス・フィフティーン(XV)最終戦(熊本・えがお健康スタジアム)に臨む。14日には会場で前日練習を行い、リザーブ登録のSH流大(30=東京SG)は「練習したことを出せば違った展開になる」とW杯イヤー初勝利を呼び込む。
 報道陣に公開された冒頭約15分間の練習では、大きな声でチームを盛り上げながら短距離走などを繰り返した。第1戦は「お互いがどういうプレーをしたいとか、どういう癖があるとかまだ分かってないままプレーしていた」と話すように連係不足が浮き彫りとなり、ノートライで完敗。試合後はこれまで以上に選手間ミーティングの回数を増やしたという。

 強化合宿を行っている宮崎市からこの日に熊本入りし、到着後はロッカールームでも選手間ミーティングで連係を確認。「(試合登録メンバー)23人全員が頭をクリアな状態で臨める。全員が同じ絵を見られるようにやってきた」と自信を示した。

 福岡県出身の流は高校時代は熊本・荒尾高校に通った。第2の故郷でもある。

 「特別な感情を持ってる。今、日本代表にいられるのも高校3年間を熊本で過ごしたから。九州で日本代表として戦えるのは貴重な機会。お世話になった方々に少しでも成長を見せたい」

 さらに続けて「ここ数年、地震や雨の影響でいろんな人が大変な思いをしている。ラグビーで全てを変えることはできないけど、少しでも元気になってもらえるような試合にできたら」と思いを込めた流。地元への愛と感謝をプレーで表現する。

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