車いすテニス小田凱人 全仏に続く4大大会2連勝へ初戦ストレート突破

2023年07月14日 05:05

テニス

車いすテニス小田凱人 全仏に続く4大大会2連勝へ初戦ストレート突破
車いすテニスの小田凱人 Photo By スポニチ
 テニスのウィンブルドン選手権第10日が12日、英ロンドンのオールイングランド・クラブで行われ、シングルス準々決勝では、男子で第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が第6シードのホルガー・ルネ(デンマーク)に7―6、6―4、6―4でストレート勝ちし、初の4強入りを果たした。車いすの部はシングルス1回戦が行われ、男子は第1シードで全仏に続く4大大会2連勝を目指す17歳の小田凱人(東海理化)が三木拓也(トヨタ自動車)にストレート勝ち。女子は、上地結衣(三井住友銀行)が大谷桃子(かんぽ生命)に6―1、7―5でストレート勝ちし準決勝に進んだ。
 世界ランキング1位として臨む初試合で小田が苦戦した。今大会のダブルスでペアを組む三木との日本人対決。

 第1セットは4―5の第10ゲームをブレークして押し切ると、第2セットも接戦を制した。

 4大大会を最年少で制した全仏の赤土と比べて芝は車いすの推進力が落ちる。ドロップショットを多用するなど工夫したが、精度を欠いた。

 それでもウイナー(決定打)は相手の26を上回る43と持ち味の強打で白星をつかみ「見ている人は優勝すると思っている。期待値はこれまでと違う。そういうのはプラスに働く」と強気に語った。

 ◆ウィンブルドン選手権はWOWOWで全日生放送。日本人選手の試合はWOWOWオンデマンドで全試合ライブ配信

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