ハイダイバー荒田恭兵がワールドシリーズ出場決定 宮崎県高千穂峡でダイブへ「前から目をつけていた崖」

2023年07月29日 18:08

水泳

ハイダイバー荒田恭兵がワールドシリーズ出場決定 宮崎県高千穂峡でダイブへ「前から目をつけていた崖」
<世界水泳 ハイダイビング>空を背に演技をする荒田(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 水泳世界選手権のハイダイビングに日本人として初出場した荒田恭兵(27=高岡SC)が8月3日に宮崎県高千穂峡で開催されるレッドブル・クリフダイビング・ワールドシリーズ第4戦に出場することが決まった。大会公式サイトで29日に発表され、サイト上で本人が競技の魅力などを語っている。
 日本人唯一の競技者である荒田は世界選手権に推薦枠で出場。23人中20位に入った。大会前からメディア露出が増え、一気にブレーク。福井県東尋坊を“ホーム崖”にしていることなどで話題を集めた。練習場所は限られるため、趣味は崖探し。「高千穂峡は前から目をつけていた崖。そこで大会が開催されて、うれしい」と語っている。

 ハイダイビングは9階建てのビルに相当する高さ27メートルの台からのダイブ。体に回転やひねりを加え、技の美しさを競う。入水の衝撃は「交通事故」と例えられ、危険を伴うため、入水は手からではなく、足から行う。ワールド・シリーズの日本開催は16年の和歌山県三段壁以来7年ぶり。世界選手権に出場したトップ選手が出場する見通しで、ハイレベルな戦いが期待される。

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