代表戦初先発の長田智希「満足していない」も存在感 12番争いは混とん ラグビー日本代表

2023年07月30日 00:20

ラグビー

代表戦初先発の長田智希「満足していない」も存在感 12番争いは混とん ラグビー日本代表
<日本代表・トンガ代表>後半 突破を試みる長田(後方は松田)(撮影・成瀬 徹) Photo By スポニチ
 【ラグビーリポビタンDチャレンジカップ2023パシフィックネーションズシリーズ第2戦   日本21―16トンガ ( 2023年7月29日    大阪・花園ラグビー場 )】 世界ランキング12位の日本代表は同15位のトンガに21―16で競り勝ち、W杯イヤー4戦目で初勝利を挙げた。CTB長田智希(埼玉)は代表戦初先発で80分間フル出場。攻守で手堅いプレーを見せ、33人のW杯代表入りを確実なものにした。
 前半20分にはスクラムからのサインプレーでつなぎ役となり、WTBジョネ・ナイカブラ(BL東京)の先制トライをアシスト。守っても左右との連係でチーム全体の守備力を高め、流れの中でのトライは許さなかった。それでも自己評価は厳しめで、「攻守とも満足していない。アタックではボールを持った時に、勢いを出せなかった。そこで前に出られる選手になりたい」とあくまでどん欲だ。

 12番争いは中村亮土、中野将伍(東京SG)との三つ巴の様相だが、3人の中では最も若く経験も少ないが、出色のパフォーマンスを見せた長田の出現は、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチにとっては“うれしい悲鳴”に。会見で指揮官も「長田は将来性がある選手。体は大きくないが、フィットネスがあり、スマートな選手」と高く評価した。

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