畑岡奈紗68で2位浮上 逆転でメジャー初優勝狙う「自分のプレーに集中して18ホールできたら」

2023年07月29日 22:58

ゴルフ

畑岡奈紗68で2位浮上 逆転でメジャー初優勝狙う「自分のプレーに集中して18ホールできたら」
<エビアン選手権>第3ラウンドの7番、バーディーを決め声援に応える畑岡奈紗(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【米女子ゴルフツアー エビアン選手権第3日 ( 2023年7月29日    フランス エビアン・リゾートGC=6527ヤード、パー71 )】 首位と2打差の4位から出た畑岡奈紗(24=アビームコンサルティング)が6バーディー、3ボギーの68で回り通算8アンダーの2位に浮上した。首位とは3打差。最終日は逆転でメジャー初優勝を狙う。
 最終18番、3メートルのバーディーパットが外れると、畑岡は天を仰いだ。順位は上がったが、首位との差は広がった。複雑な思いが表情に表れた。

 前半は圧巻のゴルフだった。1番で5メートルのパットをねじ込みバーディー発進。3番でボギーを叩いたが、4番で5メートルのスネークラインを読み切ると、5番パー3は70センチにぴたり。6番と7番は3メートルほどのパットを沈めて4連続バーディー。9番パー5は第3打を30センチに付けるスーパーショットでタップイン。首位に並んで折り返した。「パットがスムーズにストロークできて、思った通りの転がりをしてくれた。付けた位置も良かった。前半は攻めのゴルフができた」。

 しかし後半はショットの精度が低下し、微妙なパットも入らず2つ落とした。「後半はパットが決まらず、なかなかいい流れで回れなかった」と残念そうに振り返った。

 今年の全米女子オープンは単独首位で最終日を迎えながら4位に終わった。「全米の負けは全米でしか返せないので、気持ちを切り替えられない部分はある」。最終日は3打差を追う。「今日の前半みたいなゴルフをしないと、相手にプレッシャーをかけられない。自分のプレーに集中して18ホールできたら」。悲願のメジャー初優勝へ。強い思いで望む。

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