加藤未唯 20年ぶりに恩師と再会、全仏優勝報告 「テニスに出会わせてくれてありがとうございました」

2023年07月29日 15:45

テニス

加藤未唯 20年ぶりに恩師と再会、全仏優勝報告 「テニスに出会わせてくれてありがとうございました」
加藤未唯ツイッター(@miyukato1121)から
 全仏オープンの女子ダブルスでの不可解な失格を乗り越え、混合ダブルスで優勝した加藤未唯(28)が29日、自身のツイッターを更新。テニスを始めるきっかけとなった恩師に優勝を報告したことをつづった。
 「テニスとは無縁だった私に、テニスかスノボーをしたらどう?と、テニスをするきっかけを作ってくださった小学校2年生時の担任の下井先生に20年振りにお会いしました」と小学校時代の恩師との2ショットをアップ。「グランドスラム優勝のご報告ができ、先生テニスやって良かったです。と言えました。テニスに出会わせてくれてありがとうございました」と感謝した。

 加藤をめぐっては6月4日に行われた全仏オープン女子ダブルス3回戦の第2セット途中、ポイント間に相手コート側に送った球がボールガールを直撃。危険な行為として失格になった。加藤は強い球を当てていないとの認識で、準々決勝後の会見はショックを引きずり涙して中座した。剥奪された賞金とランキングポイントについて加藤は不服とし、4大大会側に提訴していた。他選手からも失格を疑問視する声が相次いだ。主審がいったん出した警告に抗議したことで批判を受けた対戦相手は反論する一方、テニスのプロ選手協会は「不当な判定」と加藤擁護の声明を発表する事態になるなど大騒動に発展した。

 加藤はボールガールと笑顔を2ショットをSNSにアップし、「あなたが元気で、ボールガールとしてボランティア活動を続けていると聞いてうれしい」と投稿。

 その後、ツイッターで「全仏オープン(ローランギャロス)で私に罰金が科せられ、賞金とポイントの獲得に対する私の訴えも退けられました。なので、私にできることは前を向き続けることだけです」と記し、賞金とポイントの回復の訴えが却下されたことを明かしていた。

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