【旭川巡業】ウクライナ出身の十両・獅司「キツいけど楽シシ」幕内力士らと連日充実の稽古

2023年08月14日 22:02

相撲

【旭川巡業】ウクライナ出身の十両・獅司「キツいけど楽シシ」幕内力士らと連日充実の稽古
熱海富士(左)と申し合い稽古を行う獅司(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲夏巡業が14日、北海道旭川市の道北アークス大雪アリーナで行われた。
 ウクライナ出身の十両・獅司(26=雷部屋)が申し合い稽古で、幕内の宇良(31=木瀬部屋)や湘南乃海(24=高田川部屋)、再入幕を確実としている熱海富士(20=伊勢ケ浜部屋)を相手に計6番取って4勝2敗と健闘した。長い腕を生かした突っ張りや上手からの攻めで宇良に勝ったり、相手十分の右四つから熱海富士を寄り切ったりと強さを見せた。

 この日は最初から幕内力士と混合だったが、8日の奥州場所では十両と幕内それぞれの申し合いに“2部練”で参加。「強いです。(自分は)まだまだです」と幕内力士の強さを肌で感じていた。

 幕下時代にも巡業に参加したことはあるが、関取としてはこの夏巡業が初めて。連日申し合いに参加して積極的に番数をこなした。ぶつかり稽古ではなかなか押せずへとへとになることもしばしば。「キツいけど楽シシ」とお気に入りのダジャレで稽古の充実ぶりを表現した。北海道に来るのは初めてだそうで「食べ物おいしい」とグルメも満喫したようだった。

 名古屋場所は新十両で9勝6敗と勝ち越し。十両中位まで番付を上げて臨む秋場所(9月10日、東京・両国国技館)へ向け「とりあえず勝ち越し、頑張ります」と意気込んだ。

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