奈紗 強風に負けず!我慢の5差9位「6差以内なら全員に可能性がある」

2023年08月14日 02:30

ゴルフ

奈紗 強風に負けず!我慢の5差9位「6差以内なら全員に可能性がある」
第3ラウンドの18番、セカンドショットを放つ畑岡奈紗(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【米女子ゴルフツアーAIG全英女子オープン第3日 ( 2023年8月12日    英国 ウォルトンヒースGC=6881ヤード、パー72 )】 悲願のメジャー初Vを目指す畑岡奈紗(24=アビームコンサルティング)は3バーディー、2ボギーの71で回り、通算4アンダーで首位と5打差の9位につけた。2位で出た勝みなみ(25=明治安田生命)は1イーグル、4ボギーの74とスコアを落とし、通算3アンダーの14位に後退。チャーリー・ハル(27=英国)、リリア・ブ(25=米国)が通算9アンダーで首位に並んだ。
 メジャー初制覇に望みをつないだ。3日間で最も風が強く吹いたムービングデー。チャンスホールの16番パー5で確実にバーディーを奪い、首位と5打差につけた。畑岡は言った。「6差以内なら全員に可能性がある。最後まで諦めず、チャンスにつけて決めていくだけ」

 この日、風向きは秒単位で変化した。出球とターゲットを絞ることを徹底した。課題は左から右へ吹く風。「警戒すると左に出てしまうことがある。インパクトで浮き上がらない体勢を取りたい」。14番ではティーショットを左の“お花畑”に入れ、痛いボギーを叩いた。逆転への鍵は理解している。

 7月の全米女子オープンで4位、エビアン選手権は3位、いずれも最終日最終組からV逸も、メジャーでは3戦連続して優勝争いに絡んできた。3日間を通じてアゲンストが強い序盤を耐え、中盤から攻めに転じたのは計画通り。グリーン上も「感覚的には悪くない」と畑岡。勝算はある。

 ≪16番イーグルもみなみ苦戦14位≫勝は強風にショットが乱れ、ボギー先行の展開が続いた。それでも地元出身のハルと同組のプレーには、完全アウェーながら好プレーには大ギャラリーの声援も受け「もう仏になってました。何でも許せるみたいな感じで」と笑った。なかなかバーディーが奪えずに迎えた16番パー5では2オンに成功してイーグル奪取。「16番には救われました。16番があったから笑顔で終わりとなってる」と話した。

 ▼17位・岩井明愛 (3日間で)一番風が強く感じたが、ショットも悪くなかった。自分のゴルフが良くなってきてるので明日もこのままいきたい。(4連続バーディーを含む69をマークし61位から浮上)

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