北青鵬 札幌凱旋で横綱と充実稽古 大相撲夏巡業

2023年08月14日 04:22

相撲

北青鵬 札幌凱旋で横綱と充実稽古 大相撲夏巡業
ぶつかり稽古で照ノ富士(右)の胸を借りる北青鵬(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲夏巡業が13日、札幌市東区で行われた。モンゴル生まれで札幌育ちの幕内・北青鵬は、9番の申し合いを行った後に横綱・照ノ富士の重い胸を借りてぶつかり稽古。現役最長身2メートル4の巨体をかがめて何度も下から押し上げ「キツかった」と充実の稽古を振り返った。北青鵬は小学生の頃、巡業が開かれるたびにこの会場に訪れていた。中学3年で相撲をやめそうになった時、現師匠の横綱・白鵬に励まされたのもここ。「あれがなければ(今、相撲を)やってないですね。懐かしいです」。思い出の地に幕内力士として凱旋し、感慨深げだった。
 ≪八角理事長視察 完売御礼に感謝≫八角理事長(元横綱・北勝海)が18年8月の帯広場所以来5年ぶりとなる巡業の視察に訪れた。北海道出身の理事長は「(チケット)完売でありがたい」と地元の相撲人気の高さに感謝。関取衆の稽古中は、土俵下で目を光らせた。霧島と豊昇龍には、2人で三番稽古するよう指示。「チャンスだからこの1年以内に横綱に上がるように」とハッパをかけた。それを受けて両大関は白熱の相撲を展開し、霧島が9戦全勝で圧倒した。

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