【旭川巡業】王鵬“第二の故郷”北海道の暑さに驚き「もっと涼しいかと…」充実の稽古と食を満喫

2023年08月14日 21:57

相撲

【旭川巡業】王鵬“第二の故郷”北海道の暑さに驚き「もっと涼しいかと…」充実の稽古と食を満喫
琴勝峰(左)と申し合い稽古を行う王鵬(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲夏巡業が14日、北海道旭川市の道北アークス大雪アリーナで行われた。
 幕内・王鵬(23=大嶽部屋)が関取衆の申し合い稽古に参加し、琴勝峰(23=佐渡ケ嶽部屋)や豪ノ山(25=武隈部屋)らと計9番取った。この夏巡業では毎日のように土俵に上がって積極的に申し合いに参加。前日は12番取っており「良い稽古になっています」と充実感を示した。

 祖父である元横綱・大鵬の出身地の北海道は“第二の故郷”。小学生の頃から年に1回は訪れており、新十両昇進時には弟子屈(てしかが)町から化粧まわしが贈られるなど応援の熱も高い。「めちゃくちゃありがたいですね。出身は東京ですけど(北海道に)帰る度に“おかえり”と言ってもらえてうれしいです」。この日もご当所力士のようにひときわ大きな温かい拍手を浴びた。

 北海道東部に位置する弟子屈町には何度も訪れたことはあるが、道南の函館や道央の札幌、旭川に来るのは初めてだった。「いつも女満別空港降りたら空と山しかないので大自然のイメージでした(笑)。北海道のイメージが変わりましたね」。昼間は連日の30度超えで、この日の支度部屋は屋外テントのため暑そうな様子。「もっと涼しいかと思ってました。めっちゃ暑いですね」。9月でも夜に0度まで気温が下がるという弟子屈町とはひと味違う、北海道の暑さを初めて体感した。

 その中で楽しみにしているのは、やはり「食」。函館では、埼玉栄高の2年先輩にあたる小結・琴ノ若(25=佐渡ケ嶽部屋)と一緒にジンギスカンを堪能した。夏巡業が始まってから体重は8キロも減ってしまったそうだが「ここ何日かめちゃくちゃ食べて戻っていると思う」と北海道グルメで“復活”。稽古も食事も充実しているようで「楽しめていると思います」と笑顔を見せた。

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