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レスリング高谷大地　初の五輪代表に「不可能なことだと思っていた」出迎えた愛妻とはハグ

2023年09月21日 23:35

レスリング

レスリング高谷大地　初の五輪代表に「不可能なことだと思っていた」出迎えた愛妻とはハグ
初の五輪代表を決めて成田空港に帰国した高谷大地と、出迎えた芙早乃夫人 Photo By スポニチ
　レスリング世界選手権男子フリースタイル74キロ級で3位に入り、来年のパリ五輪代表に内定した高谷大地（自衛隊）が21日、成田空港に帰国。五輪3大会連続代表の惣亮を兄に持つ高谷自身は初の五輪で、「自分が五輪に出るなんて、普通に不可能なことだと思っていた。一つずつ積み重ねて結果に結びついたので、純粋にうれしい」と喜びを口にした。
　東京五輪は65キロ級での出場を目指していたが、代表争いから脱落し、その後74キロ級に転向。世界でも選手層の厚さが屈指の中量級で、世界選手権では14年の兄の銀メダル以来の日本勢メダルだった。パリ五輪に向けては「兄貴のように金メダル獲ります、というのは言わないでおこうと思う。1日1日大事にして、その成果を見せられたら」と控えめに話した。

　この日は空港に20年に結婚した妻・芙早乃さんが出迎え。取材対応を終えると、テレビカメラ3台を前にハグを交わし、愛妻からはお手製のメダルと、「最近はまっている」という「ちいかわ」のチャームが付いた花束を贈られた。ビッグスマイルを見せる高谷のそばで、芙早乃さんも「今までの人生で一番うれしいです」と笑顔で話した。

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