【ラグビーW杯】国歌斉唱の音源問題 演奏付きの選択が相次ぐ

2023年09月21日 13:03

ラグビー

【ラグビーW杯】国歌斉唱の音源問題 演奏付きの選択が相次ぐ
トライに沸くイタリアフィフティーン(AP) Photo By AP
 【ラグビーW杯フランス大会1次リーグA組   イタリア38―17ウルグアイ ( 2023年9月20日    ニース )】 イタリアがウルグアイを38―17で下し、初戦から2連勝。総勝ち点を10とし、A組首位に立った。前半は2枚のイエローカードが立て続けに出て、一時13人での戦いを強いられたが、10点を追う後半にWTBイオアネらが計4トライを奪い逆転。クローリー監督は「後半は素晴らしかった」と振り返った。
 試合前の両国国歌斉唱では、イタリアは今大会2試合目で初めて、児童合唱団の歌声に演奏が付いた新音源を使用した。今大会は当初、国歌やアンセム(曲)に児童合唱団の歌声のみの音源を使用(開幕戦のみ生歌)。一部で選手やファンが一体となって歌いにくいなどと、批判的な声が上がった。

 大会組織委は批判を受け、開幕3日間の計8試合を終えた後の今月13日、演奏付きの音源を含め、各チームが選択できるようにすると発表。9日の初戦のナミビア戦では合唱団の歌声のみ、テンポもやや遅い音源で戸惑い気味に熱唱したイタリアのフィフティーンだったが、この日はアップテンポで演奏付きの音源に乗り、ファンと一体となって情熱的に歌い上げた。

 選択制となった14日以降、9試合に17チームが登場し(この間にウルグアイは2試合を実施)、全チームが演奏付きの音源を使用している。10日の初戦・チリ戦では歌声のみの音源で国歌斉唱を行った日本も、17日のイングランド戦では演奏付きの音源を使用した。

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