幕下全勝の千代嵐が朝白龍に敗れて大混戦!1敗の7人による千秋楽優勝決定トーナメント開催へ

2023年09月22日 15:06

相撲

幕下全勝の千代嵐が朝白龍に敗れて大混戦!1敗の7人による千秋楽優勝決定トーナメント開催へ
<大相撲秋場所13日目>千代嵐(右)を寄り切りで破る朝白龍(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 【大相撲秋場所13日目 ( 2023年9月22日    東京・両国国技館 )】 西幕下27枚目の朝白龍(24=高砂部屋)が、幕下でただ一人全勝の元十両・千代嵐(32=九重部屋)を破って6勝目を挙げた。これで幕下の全勝は消え、1敗で7人が並ぶ大混戦となった。
 立ち合いすぐに左下手を引いた朝白龍が出し投げで崩してから右前ミツも引いて素速く攻めて寄り切り。「まわしをつかめたのでよかった」と快勝だった。

 5戦全勝で迎えた6番相撲は、欧勝海にうっちゃりで敗れた。「1敗してから余計なことを考えなくなって楽になりました」と当時は全勝のプレッシャーがあった様子。この日は勝てば自力で優勝のチャンスをたぐり寄せられる場面だったが「(その意識は)なかった。いつも通りだった」と平常心だった。初めての幕下で6勝の好成績を挙げたことについては「想像以上。優勝を争うぐらいまでいけるとは思わなかった」と喜んだ。

 これで幕下は、日翔志(26=追手風部屋)、北大地(25=立浪部屋)、嘉陽(24=二所ノ関部屋)、朝白龍、千代嵐、大青山(23=荒汐部屋)、大野城(27=高田川部屋)の6勝1敗で並んだ7人による優勝決定戦が千秋楽に行われることとなった。幕下の優勝決定戦は21年初場所以来。その時は、魁(芝田山部屋=22年春場所限りで引退)が9人のトーナメントを制している。

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