【バレー五輪予選】日本女子無傷5連勝導いた井上「スペースを使って上手く攻撃できた」

2023年09月22日 21:26

バレーボール

【バレー五輪予選】日本女子無傷5連勝導いた井上「スペースを使って上手く攻撃できた」
<日本・ベルギー>第2セット、スパイクを放つ井上(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【バレーボール・パリ五輪予選女子東京大会兼W杯第5日 ( 2023年9月22日    東京・国立代々木競技場 )】 開幕4戦連続ストレート勝ちで首位の日本は、2勝2敗のベルギーを3―0で下し、8カ国中上位2チームに与えられる24年パリ五輪切符へ大きく前進した。第1セットを28―26でもぎ取り、第2セットは25―18。第3セットも25―14で圧倒し5試合連続のストレート勝利を飾った。日本は23日の第6戦でトルコと対戦。勝てば、6大会連続五輪出場が決まる可能性がある。
 4試合でチームトップの55得点を挙げている井上愛里沙(日本協会)は、この日も持ち前の鋭いスパイクで得点を量産。「ベルギーはブロックがすごく高いチームなんですけど、今日はスパイカー陣がスペースを使って上手く攻撃できていた」と納得の様子。第1セットから競り合う展開には「私自身もここまでそういう展開も想定しながら練習してきたので、それがうまく出せたかなと思います」と胸を張った。

 残り2戦は世界ランク1位のトルコ、南米の強豪ブラジルが相手。井上は「(観客の)皆さんの力を借りて、全員で勝ちに行きたい」と闘志。主将の古賀紗理那(NEC)も「絶対に切符を獲ります」と会場に駆け付けたファンにパリ五輪出場を約束した。

 ▽日本の23日五輪出場権獲得条件 まずブラジル(勝ち点11)がベルギー戦を戦い、その後日本(15)とトルコ(15)が対戦する。ブラジルが0―3か1―3で敗れると勝ち点11のままで、日本は試合前に2位以上が確定。ブラジルが勝ち点を挙げた場合も、日本はブラジルとの勝ち点4差を守れば2位以上が決まる。ブラジルと勝ち点3差になるとセット率以下の条件で逆転される可能性が残るため、最終日に持ち越される。

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