【ラグビーW杯】チームソングはライオン・キング参考 日本代表が刻んできた“らいおんハート”とは?

2023年09月22日 04:41

ラグビー

【ラグビーW杯】チームソングはライオン・キング参考 日本代表が刻んできた“らいおんハート”とは?
会見を終えてポーズを取る(左から)フィフィタ、福田、小倉(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【ラグビーW杯フランス大会1次リーグD組   日本―サモア ( 2023年9月28日    トゥールーズ )】 “らいおんハート”を胸に刻め!日本代表は21日、滞在していたモナコからフランス・ニースを経由してトゥールーズに移動。到着後にはSO/FB小倉順平(31=横浜)、SH福田健太(26)、WTBシオサイア・フィフィタ(24=ともにトヨタ)が会見し、チームソングが映画「ライオン・キング」の曲を参考にしていると明かした。
 大会初戦のチリ戦勝利後、首脳陣、スタッフ、選手がロッカールームで歌っていたチームソング。21年秋のアイルランド遠征時、フィフィタ、ヴァル・アサエリ愛(埼玉)、レメキ・ロマノラヴァ(東葛)らトンガにルーツを持つ選手が作り上げ、今回のW杯用にアレンジを加えたという。フィフィタはチームソングのモデルを「ライオン・キングの歌から」と明かし、「みんなで考えた」と振り返った。

 日本代表はこれまでも、強気な気持ちで戦うために“らいおんハート”を大切にしてきた。今年3月の短期合宿。メンタルトレーニング専門家による指導の下、勝利への貪欲さや勝者のメンタリティーを追求した。

 その際にテーマとなったのが「W杯で凶暴なライオンになるためには何が必要か」。選手たちは戦う姿勢や日々の習慣、勝ち続けるためのマインドを話し合い、捕食して血だらけになるライオンのような強さ、貪欲さを目指してきた。7月上旬からはチームが使用する施設にライオンの絵が描かれたタペストリーを掲示し、フランスにも持ち込んでいる。

 チームソングの歌詞には「Mitara make(見たら負け)」というフレーズがある。小倉は、受け身ではなく「“先にやれ”っていう意味」と、先手必勝で戦う姿勢の大切さが込められていると説明した。

 現在1勝1敗。まずは1次リーグ突破へ、28日のサモア戦(トゥールーズ)に臨む。「百獣の王」と化した選手たちが、ウイニングソングで咆哮(ほうこう)する。

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