【秋巡業初日】大栄翔が琴ノ若と関脇同士の充実稽古「良いスタート」大関獲りへ「不動心」の覚悟

2023年10月04日 18:12

相撲

【秋巡業初日】大栄翔が琴ノ若と関脇同士の充実稽古「良いスタート」大関獲りへ「不動心」の覚悟
琴ノ若(左)と申し合い稽古を行う大栄翔(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の秋巡業が4日、東京・大田区総合体育館で始まった。
 関脇・大栄翔(29=追手風部屋)は関脇・琴ノ若(25=佐渡ケ嶽部屋)と幕内・平戸海(23=境川部屋)を相手に申し合い稽古を行った。巡業初日ということで体を慣らすために軽めの運動にとどめる関取衆も多い中、いきなり関脇同士で5番。持ち味の激しい突っ張りを繰り出すなど好内容で「良いスタートを切れた。ここから番数も増やして徐々に上げていければ」と充実感をにじませた。

 秋場所は10勝を挙げ、千秋楽まで優勝争いに残る活躍。「2桁勝てたのはよかったけど最後に悔しい思いをした。前半で負けが込むのがダメなところ」と振り返った。名古屋場所中に肋骨を骨折した影響もあり秋場所前は十分な稽古が積めず。「万全に稽古をして臨むから本場所で自信を持って取れる。稽古が少ないとやっぱり心が乱れたのではないか」と、序盤戦で黒星先行になった原因を分析した。

 直近2場所の合計は19勝。今年のここまで5場所を平均すると毎場所10勝以上となる安定感を加味すると、九州場所(11月12日初日、福岡国際センター)は大関獲りにつながる可能性もある。「ここまで来ると心の部分が大きい。不動心というか、強い気持ちでやりたい」と改めて覚悟を口にした。

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