日本体操女子が来夏パリ五輪出場権を獲得 団体総合8位で5大会連続の出場決めた

2023年10月04日 04:30

体操

日本体操女子が来夏パリ五輪出場権を獲得 団体総合8位で5大会連続の出場決めた
女子団体総合でパリ五輪出場権を獲得し、喜ぶ(奥左から)宮田笙子、坂口彩夏、芦川うらら、(手前左から)深沢こころ、岸里奈、畠田千愛(共同) Photo By 共同
 【体操・世界選手権第3日 ( 2023年10月2日    ベルギー・アントワープ )】 2日に女子予選が終了し、日本は団体総合で4種目合計158・497点の8位となり、昨年3位以内の米国、英国、カナダを除く上位9チームに与えられる来夏のパリ五輪出場権を獲得した。日本は4日(日本時間5日)の決勝に進んだ。宮田笙子(順大)岸里奈(戸田市SC)深沢こころ(筑波大)芦川うらら(日体大)畠田千愛(セントラルスポーツ)の日本は、段違い平行棒や平均台で落下があったが、芦川が平均台で14・000点をマークするなど踏ん張り、5大会連続の五輪出場を決めた。
 ≪一丸で乗り切った≫1・369点差だった13位のドイツを下回れば、4大会つないできた団体総合での五輪出場が途絶えていた。田中監督は「それぞれの種目でキーマンが仕事をしてくれた」と胸をなで下ろした。全日本選手権女王の渡部葉月(筑波大)が左膝のケガで欠場し、エースの宮田も両足首の痛みが長引く状況。薄氷を踏む戦いを一丸となって乗り切った。

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