【秋巡業初日】熱海富士フィーバー!自己最高位更新の九州場所へ「上位でも通用するようになりたい」

2023年10月04日 16:50

相撲

【秋巡業初日】熱海富士フィーバー!自己最高位更新の九州場所へ「上位でも通用するようになりたい」
稽古後、多くのファンに囲まれて笑顔の熱海富士(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の秋巡業が4日、東京・大田区総合体育館で始まった。
 秋場所で11勝を挙げ敢闘賞を受賞した幕内・熱海富士(21=伊勢ケ浜部屋)はこの日、ひときわ大きな歓声を浴びた。土俵以外でも、常にサインや写真撮影を求められて人だかりができる大フィーバー。「みんな秋場所の自分の相撲を見てくださっているんだなと思った。“また次頑張って”とか声を掛けてくれてうれしいです」。史上最速優勝へあと一歩まで迫った大活躍で、人気や注目度はこれまで以上に向上した。

 この日の稽古では、王鵬(23=大嶽部屋)や金峰山(26=木瀬部屋)と申し合い稽古をこなし、ぶつかり稽古では朝乃山(29=高砂部屋)の胸を借りた。秋場所千秋楽の勝てば優勝が決まる本割で敗れた相手に「胸を出していただいてありがたい」と感謝した。

 場所後は母校の静岡・飛龍高へ凱旋したり花相撲に参加したりと忙しかった様子。巡業初日は申し合いの番数も少なめだったが、「いろいろな人とやれるので楽しみ」とこれからの稽古へ意欲を示した。

 九州場所(11月12日初日、福岡国際センター)は自己最高位を大きく更新して幕内中位まで番付を上げる。「今のままでは全然ダメなので、もっと強く、上位でも通用するようになりたい」と意気込み、さらなる飛躍を誓った。

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