女子バスケ恩塚監督がNBAで“コーチ研修”へ ニックス、キングスで本場の指導学ぶ

2023年10月06日 15:08

バスケット

 杭州アジア大会で銀メダルを獲得したバスケットボール女子日本代表が6日、羽田空港に帰国した。国際バスケットボール連盟は5日(日本時間6日)に来年2月に開催するパリ五輪世界最終予選(OQT)の組み合わせ抽選を実施。世界ランキング9位の日本はハンガリーで開催される組に入り、同4位のスペイン、同19位の開催国ハンガリー、米国大陸予備予選1位通過国と対戦することが決まった。4チームに中で上位3チームに入れば、3大会連続の五輪出場権を得る。
 5日の中国との決勝は2点差で敗戦。最大17点差をつけられながら猛追したが、98年バンコク大会以来の金メダルには届かなかった。恩塚亨監督(44)は「ゲームの中でアジャストできたのはよかった」と評価。OQTの組み合わせについては「スペインは欧州でも1、2を争うチーム。目標のパリ五輪での金メダルに向けて、いいチャレンジになる」と語った。

 指揮官は来週にも渡米。24日(日本時間25日)に開幕を控えるNBAのニックス、キングスの練習を視察してコーチングを学ぶ予定だ。ニックスは日本人の吉本泰輔氏がアシスタントコーチ、キングスはA東京などで活躍したジャワッド・ウィリアムズが育成コーチを務めている縁から“研修”が実現する。

 恩塚監督は「チームフィロソフィー(哲学)をどうチームに浸透させるのかを学びたい」と意欲を見せた。

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