【ラグビーW杯】WTBフィフィタが11カ月ぶり先発でW杯デビュー 8強入り懸けて8日アルゼンチン戦

2023年10月06日 21:07

ラグビー

【ラグビーW杯】WTBフィフィタが11カ月ぶり先発でW杯デビュー 8強入り懸けて8日アルゼンチン戦
ナントに到着した(左から)ガンター、ナイカブラ、ディアンズ、ファカタヴァ、フィフィタ、下川(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
【ラグビーW杯フランス大会1次リーグD組 日本―アルゼンチン(2023年10月8日 ナント)】
 日本代表は6日、1次リーグ最終戦となる8日のアルゼンチン戦(ナント)の登録メンバー23人を発表し、WTBシオサイア・フィフィタ(トヨタ)の今大会初先発が決定。28―22で勝ったサモア戦から、唯一の先発変更でW杯デビューを果たす。負けたら敗退決定の大一番に、スピードとサイズと突破力を誇る男に日本の命運が託された。

 フィフィタの代表戦出場は、昨年11月のフランス戦以来、約11カ月ぶり。今年は6月に始まった合宿中のケガで出遅れ、国内5連戦では出番なし。W杯メンバー入りが危ぶまれる状況だったが、雌伏の時を乗り越えて、ついにチャンスを得た。

 トンガ出身のフィフィタは、日本航空石川高から天理大に進学。4年生だった20年には最終年のサンウルブズに加わって活躍。21年6月の全英&アイルランド代表戦で初キャップを獲得すると、左ウイングのレギュラーをつかみ、主にアタックで持ち味を発揮してきた。

 今年は自身のケガにマシレワやナイカブラの台頭が重なり、出番が一度もなかったフィフィタ。フィジカルなプレーとキックを多用する戦術を採るとみられるアルゼンチンを相手に、持ち味を発揮し、2大会連続の決勝トーナメント進出に貢献する。

 ▽日本代表登録メンバー
 <1> 稲垣 啓太(埼玉)
 <2> 堀江 翔太(埼玉)
 <3> 具 智元(神戸)
 <4> ジャック・コーネルセン(埼玉)
 <5> アマト・ファカタヴァ(BR東京)
 <6> リーチ・マイケル(BL東京)
 <7> ピーター・ラブスカフニ(東京ベイ)
 <8>◎姫野 和樹(トヨタ)
 <9> 斎藤 直人(東京SG)
 <10> 松田 力也(埼玉)
 <11> シオサイア・フィフィタ(トヨタ)
 <12> 中村 亮土(東京SG)
 <13> ディラン・ライリー(埼玉)
 <14> 松島 幸太朗(東京SG)
 <15> レメキ・ロマノラヴァ(東葛)
 <16> 坂手 淳史(埼玉)
 <17> クレイグ・ミラー(埼玉)
 <18> ヴァル・アサエリ愛(埼玉)
 <19> ワーナー・ディアンズ(BL東京)
 <20> サウマキ・アマナキ(神戸)
 <21> 福田 健太(トヨタ)
 <22> 山中 亮平(神戸)
 <23> ジョネ・ナイカブラ(BL東京)
 ※◎は主将

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