【バレー五輪予選】日本 強豪セルビアをストレート撃破でパリ切符圏内2位浮上!勢い増す3連勝

2023年10月06日 20:45

バレーボール

【バレー五輪予選】日本 強豪セルビアをストレート撃破でパリ切符圏内2位浮上!勢い増す3連勝
<日本・セルビア>第2セット、サービスエースを決め雄叫びを上げる石川(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【バレーボール・パリ五輪予選男子東京大会兼W杯第5日   日本3―0セルビア ( 2023年10月6日    東京・国立代々木競技場 )】 3勝1敗で4位の日本は、9位のセルビアを3―0のストレートで下し、3連勝を飾った。この試合の結果、5戦連勝の米国に続くパリ五輪出場権圏内の2位へ浮上。第1セットを25―17でもぎ取り、第2セットも25―14で連取。第3セットも25―22と接戦を制し大会4勝目を挙げた。早ければ、7日のスロベニア戦の結果次第で五輪切符をつかむ可能性が出てきた。
 一進一退の第1セットは、8―8から3連続得点。スパイクを決めた西田有志(パナソニック)が、この試合チーム初のサービスエース。さらに高橋藍(日体大)が1枚でブロックに成功して3点を先行した。13―11からは主将・石川祐希(ミラノ)の3連続得点。16―12から西田のサービスエースや石川のブロック、スパイクなどの4連続得点で20点に乗せ、安全圏に入った。

 第2セットも8―5から4連続得点。高橋藍、石川のスパイク、高橋健太郎(東レ)のブロックもあった。15―11の場面からミドル攻撃中心に4連続得点。終盤は、このセットだけで7点をマークした西田がけん引し、連取した。

 勢いに勝る日本が第3セットもポイントを先行する形で序盤はリードを奪ったが、7―7から2ポイントを奪われ再び一進一退の攻防に。18―19から宮浦のスパイクで同点に追いつき、そこから逆転。最後は日本の気迫が上回りストレートで強豪セルビアを撃破した。

 ▽パリ五輪への道 出場枠は開催国フランスを含む12。五輪予選は世界ランク上位24カ国(フランスを除く)が参加し、8カ国ずつ3組に分かれて1回戦総当たり戦を行い各組上位2カ国が出場権を獲得。残る5枠は来年のネーションズリーグ1次リーグ終了時(6月24日)の世界ランクで決まる。優先されるのは五輪予選で出場枠を獲得できなかった大陸の最上位国。余った枠は出場権を得ていない上位国に与えられる。

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