【ラグビーW杯】先発総キャップ数はジョセフ体制最多の「506」 8日アルゼンチン戦 経験値重視の布陣

2023年10月06日 22:35

ラグビー

【ラグビーW杯】先発総キャップ数はジョセフ体制最多の「506」 8日アルゼンチン戦 経験値重視の布陣
ナントの空港に居合わせたウェールズファンと記念撮影をする堀江(左)とリーチ(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
【ラグビーW杯フランス大会1次リーグD組 日本―アルゼンチン(2023年10月8日 ナント)】
 日本代表は6日、1次リーグ最終戦となる8日のアルゼンチン戦(ナント)の登録メンバー23人を発表し、No・8姫野和樹主将(トヨタ)らの先発が決まった。勝てば2大会連続の決勝トーナメント進出、負ければ1次リーグで敗退が決まる大一番。28―22で勝利したサモア戦からの先発変更は1人のみで、現状のベストメンバーをそろえた形となった。

 チーム全体の経験値の指標となる先発15人の総キャップ数は「506」。エディー・ジョーンズ前ヘッドコーチが指揮した15年W杯以後では最多で、500を超えるのも15年W杯最終戦の米国戦(540)以来となった。

 16年以降は主力選手が年明けから春にかけてスーパーラグビーに参戦し、例年春にあったアジア勢とのテストマッチに出場せず。自然とチーム全体の総キャプ数は減り、ジョセフ体制での最多は19年W杯準々決勝・南アフリカ戦の499だった。

 ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)は数字に執着するタイプではないが、今大会は第2戦のイングランド戦から先発フッカーに4大会連続出場の堀江翔太(埼玉)を起用。「彼の経験を生かすことがチームにも価値がある」と説明し、37歳のベテランもしっかりと期待に応えている。

 また日本代表歴代2位の通算83キャップを持つリーチ・マイケル(BL東京)は、4試合連続の先発。姫野、ピーター・ラブスカフニ(東京ベイ)と形成するFW第3列はもはや不動の布陣と言え、勝ちに徹するW杯で、ジョセフHCの経験値重視の起用法が表れた形となっている。

 ▽日本代表登録メンバー
 <1> 稲垣 啓太(埼玉)
 <2> 堀江 翔太(埼玉)
 <3> 具 智元(神戸)
 <4> ジャック・コーネルセン(埼玉)
 <5> アマト・ファカタヴァ(BR東京)
 <6> リーチ・マイケル(BL東京)
 <7> ピーター・ラブスカフニ(東京ベイ)
 <8>◎姫野 和樹(トヨタ)
 <9> 斎藤 直人(東京SG)
 <10> 松田 力也(埼玉)
 <11> シオサイア・フィフィタ(トヨタ)
 <12> 中村 亮土(東京SG)
 <13> ディラン・ライリー(埼玉)
 <14> 松島 幸太朗(東京SG)
 <15> レメキ・ロマノラヴァ(東葛)
 <16> 坂手 淳史(埼玉)
 <17> クレイグ・ミラー(埼玉)
 <18> ヴァル・アサエリ愛(埼玉)
 <19> ワーナー・ディアンズ(BL東京)
 <20> サウマキ・アマナキ(神戸)
 <21> 福田 健太(トヨタ)
 <22> 山中 亮平(神戸)
 <23> ジョネ・ナイカブラ(BL東京)
 ※◎は主将

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