相撲日本選手団が出発「ワールドコンバットゲームズ」21日からサウジアラビアで10年ぶり開催
2023年10月19日 07:38
相撲
男女3階級ずつに計14人の日本選手が出場する。男子軽量級(85キロ未満)には、今月8日の世界選手権で3位に入った奥知久(日体大3年)が出場。初めて海外選手と対戦した世界選手権の経験を踏まえ「強い選手は速くて低くてうまいので、修正していきたい」と世界の頂点を見据えた。
男子中量級(115キロ未満)には、世界選手権準優勝の三輪隼斗(29=ソディック)と昨年のワールドゲームズ準優勝の藤澤詩音(22=アイシン)が出場。三輪は通算6度目の国際大会出場となる。
男子重量級(115キロ以上)には、世界選手権無差別級3位の松園大成(25=長崎県教員)と、昨年の全日本選手権3位で今年の全国教職員大会優勝の石崎涼馬(23=滋賀県教員)が出場する。松園は13~15日に鹿児島・奄美大島で行われた国体にも出場しており、過密日程での連戦。世界選手権で敗れたウクライナの選手に「もう一回対戦できれば」と雪辱を誓った。
女子は3階級とも、昨年のワールドゲームズ入賞者にアジア大陸推薦枠を加えた3人ずつが出場する。軽量級(65キロ未満)は、昨年のワールドゲームズ金メダリストの奥富夕夏(25=リバーサルジム新宿Me,We)、同大会銀メダリストで10年前のコンバットゲームズ世界一の実績を持つ山中未久(29=クレオテック)、8日の世界選手権3位の山下寧々(静岡・焼津中央高2年)が出場。ハイレベルな日本勢同士の優勝争いが期待される。
女子中量級(80キロ未満)には、昨年のワールドゲームズ金メダリストの石井さくら(東京・足立新田高3年)、同大会4位の松本渚(24=Genky)、世界選手権73キロ未満級3位の長谷川理央(慶大2年)が出場する。
世界選手権で中量級(73キロ未満)と軽重量級(80キロ未満)に分かれていた2つの階級が今大会では統一されており、海外勢も含めて2階級の実力者たちがひしめき合う。
女子重量級(80キロ以上)には、世界選手権無差別級金メダリストの久野愛莉(24=東洋警備保障)、世界選手権重量級銀メダリストの今日和(26=アイシン)、19年の世界ジュニアで優勝経験のある大蔵紫音(日大3年)が出場する。日本選手団の女子主将を務める久野は「チーム一丸となって、また優勝できるように頑張りたい」と意気込みを述べた。
東京・アリーナ立川立飛で開催された世界選手権からわずか2週間。今度はサウジアラビアの地で、再び相撲世界一を懸けた熱い戦いが繰り広げられる。
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