朝乃山が左足のケガで秋巡業離脱 ぶつかり稽古で負傷、肉離れの疑い

2023年10月28日 17:43

相撲

朝乃山が左足のケガで秋巡業離脱 ぶつかり稽古で負傷、肉離れの疑い
左足を痛め、表情をしかめる朝乃山 Photo By スポニチ
 大相撲秋巡業の「安芸場所」が28日、広島市のマエダハウジング東区スポーツセンターで行われ、平幕の元大関・朝乃山(29=高砂部屋)が朝の公開稽古のぶつかり稽古で左足を負傷し、午後の割(取組)から外れた。朝乃山はそのまま九州場所(11月12日初日、福岡国際センター)の高砂部屋宿舎に移動。29日に大阪府門真市で行われる巡業最終日は休場する。
 朝乃山はこの日、幕内の申し合いには参加しなかったが、ぶつかり稽古では土俵に上がり、小結・錦木の胸を借りた。しかし、土俵際まで押した際に突然足が止まり、前屈みになったまま動かない。ぶつかりは中止して土俵に降りたものの、足に手をやったまま険しい表情を浮かべた。力士らにうながされ、左足をかばうように花道を引き揚げた。

 朝乃山は午後になって支度部屋を後にして、安芸場所を休場。予定していた正代との取組は王鵬が代わって取った。高砂部屋の部屋付きで巡業部副部長の若松親方(元幕内・朝乃若)は「明日の巡業は休みます。福岡の宿舎に向かいました」と説明。ケガの状況については「来週検査して診断書をもらいます」と詳細は明かさなかったが、関係者によると「左足の肉離れ」の疑いがあるという。九州場所までは2週間あるが、肉離れとなると調整には大きく影響が出そうだ。

 朝乃山は19日の京都から3日連続で大関・貴景勝と三番稽古。26日の出雲市では横綱・照ノ富士と三番稽古するなど巡業後半にきて調整のピッチを上げていた。

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