元大関朝潮の長岡末弘さん死去 67歳、小腸がんで闘病…「大ちゃん」の愛称で人気 朝青龍ら育てる

2023年11月03日 21:15

相撲

元大関朝潮の長岡末弘さん死去 67歳、小腸がんで闘病…「大ちゃん」の愛称で人気 朝青龍ら育てる
元大関朝潮の長岡末弘さん(2020年撮影) Photo By スポニチ
 「大ちゃん」の愛称で人気を博した大相撲の元大関・朝潮の長岡末弘(ながおか・すえひろ)さんが亡くなったことが3日分かった。67歳。高知県出身。葬儀・告別式は未定。小腸がんを患っており、春先から体調が優れなかったという。
 1955年(昭和30)12月9日、高知県安芸郡(現室戸市)に生まれ、近大時代にアマ横綱を2年連続で獲得し、鳴り物入りで高砂部屋入門。1978年春場所に幕下付け出しで初土俵を踏んだ。

 わずか4場所のスピード出世で入幕。部屋の由緒あるしこ名「朝潮太郎」(4代目)を名乗り大関に昇進。85年春場所では13勝2敗で初優勝を果たした。89年春場所で引退。幕内での通算成績は63場所で531勝371敗(33休)、優勝1回、殊勲賞10回、敢闘賞3回、技能賞1回。

 90年3月に若松部屋を創設し、2002年2月には高砂部屋と合併し7代目高砂を襲名した。

 2000年2月から08年1月まで、4期8年にわたり日本相撲協会理事を務める一方で、横綱・朝青龍、大関・朝乃山らを育て、20年11月に定年。再雇用制度を利用し部屋付き親方となったが、21年5月に朝乃山に新型コロナウィルスの感染防止ガイドライン違反が発覚。自らも度重なる違反があり、退職した。

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