日本バスケットボール選手会、一般社団法人と別組織の労働組合設立発表「選手たちは危機感を覚えています」

2023年11月04日 00:15

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日本バスケットボール選手会、一般社団法人と別組織の労働組合設立発表「選手たちは危機感を覚えています」
日本バスケットボール選手会の代表理事を務める福島ファイヤーボンズ・田渡凌 Photo By スポニチ
 一般社団法人日本バスケットボール選手会は、一般社団法人とは別組織の労働組合を設立することを3日発表した。詳細については、今月5日、福島ファイヤーボンズのホーム試合終了後に田渡凌選手会長(30)が取材に応じる予定となっている。
 「日本バスケットボール選手会の労働組合設立に関するお知らせ」は下記の通り。

 一般社団法人日本バスケットボール選手会(代表理事:田渡凌)は、2013年9月の設立以来、選手が自発的にバスケットボール界の将来を考え、日本バスケットボール界の普及・発展に寄与するため、選手による様々な活動を行ってきました。

 しかし、設立から10年が経過して、Bリーグの発足、NBA日本人選手の輩出、東京2020オリンピック競技大会やW杯2023出場などバスケットボール界を取り巻く環境が大きく変わっています。

 2026年に新Bリーグ開幕を控えるなかで、これまでリーグとシーズン中も含めて定期的に選手を取り巻く環境について意見交換をしてきましたが、特にサラリーキャップやオンザコートルールについて選手たちの意見やアンケート結果が反映されることが少なく、今後もルールが変更、決定されることに選手たちは危機感を覚えています。

 そこで、日本バスケットボール選手会は、選手一人一人が国内トップ選手としての自覚を持ち、次世代により良い環境を残していくことをひとつの使命と考え、一般社団法人とは別組織として、労働組合を設立していくことになりましたことをお知らせします。

 尚、本件に関する記者会見は予定しておりませんが、11月5日(日)福島ファイヤーボンズのホーム試合終了後、会場にて田渡凌選手会長が取材に対応させて頂きます。

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