馬場咲希トップ合格見えた!8バーディー「66」で1差2位浮上「一つでも伸ばそうと意識」

2023年11月03日 04:40

ゴルフ

馬場咲希トップ合格見えた!8バーディー「66」で1差2位浮上「一つでも伸ばそうと意識」 — ティーショットを放つ馬場咲希 Photo By スポニチ

【女子ゴルフ最終プロテスト第3日（ 2023年11月2日岡山県　JFE瀬戸内海GC＝6419ヤード、パー72 ）】昨年の全米女子アマ覇者、馬場咲希（18＝代々木高3年）が14位から出て、8バーディー、2ボギーとこの日ベストの66をマークし、通算10アンダーの2位に浮上した。首位とは1打差。きょう3日の最終日に逆転でのトップ合格を目指す。清本美波（18＝誉高3年）が68で回り、通算11アンダーで首位に躍り出た。ツアープロになれるのは上位20位タイまでの選手で、通算5オーバーの76位タイまでが最終ラウンドに進出した。

　トップ合格が見える位置に浮上した。馬場は1番から3連続バーディーを奪い最高のスタートを切ると、8バーディーを量産。この日ベストの66をマークし、「風が強かったのでアンダーで回れて良かった。一つでも伸ばそうと意識してやっていた」と胸を張った。

　前日は71でなんとか合格圏内の14位に踏みとどまるも、ショートゲームに苦戦した。ラウンド後には居残り練習を行い、自分で原因を分析。この日のパッティングに関しては「チャンスに乗ったところはほぼ決められていたので良かった」とうなずいた。

　首位とは1打差。トップ合格は射程圏内だが、昨年の全米女子アマ覇者は順位にこだわりはない。上位20位タイまでに入り、ツアープロの資格を得ることを最優先に考えており、「今日いい感じで回れたんですけど、明日も4日間自分がやると決めたことをやりきって、いい結果で終われたらいいなと思います」と冷静に見据えた。