合格率3%を一発で!馬場咲希 プロテスト合格 米最終予選会へ弾みの2位

2023年11月04日 04:34

ゴルフ

合格率3%を一発で!馬場咲希 プロテスト合格 米最終予選会へ弾みの2位
2位タイで合格の馬場咲希(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【女子ゴルフ最終プロテスト最終日 ( 2023年11月3日    岡山県 JFE瀬戸内海GC=6419ヤード、パー72 )】 昨年の全米女子アマ覇者、馬場咲希(18=代々木高3年)が3バーディー、1ボギーの70で回り、通算12アンダーの2位で一発合格を果たした。清本美波(18=誉高3年)が66をマークし、通算17アンダーでトップ通過。通算5アンダー、19位タイまでの21人が晴れて合格した。
 大きな夢に向けて一歩踏み出した。前半は我慢の展開が続きイーブンで折り返したが、後半の15、16番で連続バーディーを奪取。4日間とも目標に掲げていたアンダーでまとめ、合格率3%の狭き門を一度で打ち破った。

 「昨日に比べたらショットとかも思い通りにはいかなかった。その中で気持ち的にもしっかり最後まで耐えられたのは良かった」

 この日は最終組で、同学年の清本と一緒にプレーし、終始和やかな雰囲気でプレー。高校生の2人でワンツーフィニッシュも達成。「ちょっとドキドキしてましたけど、とても良い組み合わせだったので楽しく回れました」と笑みを浮かべた。

 次に見据えるのは来季の米ツアー出場権を争う、今月末からの最終予選会(米アラバマ州)。同時期にある国内ツアーの予選会は出場しない意向だが、今回のプロテスト合格で来季は主催者推薦(最大8試合)などで国内ツアーに出場できる。「合格できたからホッとしたのはありますけど…アメリカの最終予選会に関しては気持ちは全然ホッともしてないし変わっていない」と再び表情を引き締める。

 プロとしてかなえたい夢について聞かれると、18歳は「海外で活躍できるようになりたい」と目を輝かせる。次は最終予選会を突破し、夢の舞台へ。来季はプロとして見るものを魅了する。 

 ▼1位・清本美波 こんなふうになると正直思っていなくて、凄いうれしい。みんなから応援されるプロになりたい。(2位に5打差でトップ合格、最終予選会出場資格獲得)

 ▼19位・神谷和奏 2歳の娘が待ってくれるんだと思って、励みにして頑張った。(ツアー制度施行後初のママさんルーキープロが誕生)

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