元大関・朝潮の長岡末弘さんが患った「小腸がん」 検診で発見難しい「希少がん」

2023年11月04日 04:41

相撲

元大関・朝潮の長岡末弘さんが患った「小腸がん」 検診で発見難しい「希少がん」
1981年7月、大相撲名古屋場所で敢闘賞の高見山(右)と殊勲賞の朝潮(当時朝汐) Photo By 共同
 【元大関・朝潮の長岡末弘さん死去 】 「大ちゃん」の愛称で親しまれた大相撲の元大関・朝潮の長岡末弘(ながおか・すえひろ)さんが死去したことが3日、日本相撲協会関係者の話で分かった。67歳だった。小腸がんを患っており、春先から体調が優れなかったという。
 小腸がんは十二指腸、空腸、回腸の3つの部位から構成される小腸に発生する悪性腫瘍。免疫機能が高く、毒物や細菌、ウイルスなどを排除する機能が強いため患者数が極めて少ない「希少がん」に分類される。また小腸は胃や肛門から距離があり、通常の内視鏡でも届かないため検診による発見が難しい。

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