全国学生相撲選手権大会が開幕 4日は個人戦 学生横綱や枠拡大の付け出し資格は誰の手に

2023年11月04日 11:40

相撲

全国学生相撲選手権大会が開幕 4日は個人戦 学生横綱や枠拡大の付け出し資格は誰の手に
全国学生相撲選手権大会の開会式。土俵上は選手宣誓を行う日大の草野直哉主将 Photo By スポニチ
 第101回全国学生相撲選手権大会が4日、大阪・堺市大浜公園相撲場で開幕した。全国から38校が参加。コロナ禍では人数を制限していた開会式は、4年ぶりに通常通り全員参加で行われた。
 きょう4日に行われる個人戦で今年の「学生横綱」が決まる。優勝候補に挙げられるのは、今年ここまでの成績をポイント化した学生ランキング上位の川渕一意(日大4年)と草野直哉(日大4年)。川渕は国体など6冠、草野は世界選手権など5つのタイトルを獲得している。

 今年の全国タイトルを獲得しているのは川渕と草野の他に、宇和島大会と十和田大会を制した花岡真生(日大3年)、金沢大会を制した川上竜昌(日大3年)、全国体重別無差別級覇者のブフチョローン(日体大3年)。その他、西日本勢では三田大生(近大4年)や池田俊(金沢学院大4年)らの活躍が期待される。

 今年9月に開かれた日本相撲協会の理事会において、付け出し資格に関する規定が改定。これまで優勝者に与えられていた幕下15枚目格付け出しは廃止となったが、ベスト8以上は幕下最下位格、ベスト16には三段目最下位格の付け出し資格がそれぞれ与えられることとなった。10月に行われた国体でも既にその制度は適用されており、学生では草野直哉川渕一意、三田大生、五島雅治(拓大3年)が幕下付け出し資格を獲得している。今大会で新たに付け出し資格を得る選手が多数出ることが予想されるため、今後の進路にどう影響されるか注目される。

 この日、開会式に先立って行われたCクラス団体戦は立命館大が優勝した。BクラスとAクラスの団体戦は、あす5日に行われる。

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