高校駅伝女子・仙台育英、1秒差2位 神村・カロラインの異次元の走りに屈したアンカー・橘山は涙止まらず

2023年12月24日 13:19

駅伝

高校駅伝女子・仙台育英、1秒差2位 神村・カロラインの異次元の走りに屈したアンカー・橘山は涙止まらず
<男子第74回・女子第35回全国高校駅伝>2位となりゴール後に泣き崩れる仙台育英・橘山莉乃 (撮影・中辻 颯太) Photo By スポニチ
 全国高校駅伝が24日、京都市のたけびしスタジアム京都発着で行われ、第35回女子では仙台育英が2年連続の2位となった。最終5区でアンカーの橘山莉乃(3年)が、異次元の走りを見せた神村学園のカリバ・カロライン(3年)にゴール直前でかわされ、1秒差で決着。レース後は大粒の涙が止まらなかった。
 「自分のところまでみんなが一生懸命、タスキをつないでくれたので、自分も絶対優勝できると確信した中でスタートしたので、やっぱり悔しいです…。この3年間でも一番、悔しい思いをこの都大路でしたので、絶対にオリンピック選手になって、この悔しさを晴らしたいです」

 1位でバトンを受けた時点で3位の神村学園とは1分20秒差。スタジアムに戻ってきた時点でも数十メートルの差はあったものの、驚異的なラストスパートを見せた最強留学生にトラック勝負で敗れた。

 釜石慶太監督は「タスキをつないだ時点では想定以上に立命館宇治さん、神村学園さんと差が開いたので“これはいける”と確信があったんですが。カロラインさんの勢いが違いすぎた。生徒は精一杯のレースをしてくれた。カロラインさんが世界レベルの走りだったんだろうと思います」と脱帽。それでも、7年連続で3位以内となり「これは本当に誇れるもの。生徒も胸を張って、次のステップに向けて頑張ってほしい」と教え子たちをねぎらった。 

おすすめテーマ

2023年12月24日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム