熱海富士、今年の漢字は「熱」プロスポーツ大賞表彰式では侍ジャパン栗山監督らと交流も

2023年12月24日 17:11

相撲

熱海富士、今年の漢字は「熱」プロスポーツ大賞表彰式では侍ジャパン栗山監督らと交流も
ぶつかり稽古で幕下の栃神山に胸を出す熱海富士(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の冬巡業が24日、栃木市の「関東ホーチキにしかた体育館」で最終日を迎えた。
 秋場所と九州場所で2場所連続敢闘賞を受賞した幕内・熱海富士(21=伊勢ケ浜部屋)は、今年1年を表す漢字を報道陣に問われると「熱」と答えた。十両での負け越しから始まり、十両優勝、再入幕、そして2場所連続で幕内優勝争いに絡む大活躍で大きく躍進した激動の1年。しこ名にも使われている出身地・熱海の「熱」でもあり「熱い1年だったなと。気付いたら1年終わってました」と振り返った。

 また、今年の日本プロスポーツ大賞新人賞を受賞。21日に都内で開かれた表彰式に出席した。相撲界からはこれまでに阿炎(18年)や御嶽海(16年)が受賞している名誉ある賞。表彰式では陸上・やり投げの世界選手権で金メダルを獲得した北口榛花や車いすテニスの全仏オープンとウィンブルドンを制覇した小田凱人ら世界のトップアスリートたちと肩を並べた。「みんな世界チャンピオンとかですごいので、自分がここにいていいのかなと思った」と恐縮していたようだった。

 他競技のアスリートたちとの交流は「楽しかった」と素直な感想。中でも、野球日本代表の監督としてWBC優勝に導いた栗山英樹監督と写真を撮ってもらったことが印象に残っているという。「控え室で栗山監督と2人しかいない時間があって“WBCご覧になりましたか?”と話しかけてもらえてうれしかった」と貴重な体験を喜んだ。

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