レスリング 東京五輪王者・乙黒&川井がパリ消滅 女子至学館大勢の金メダルの歴史終止符

2023年12月24日 04:50

レスリング

レスリング 東京五輪王者・乙黒&川井がパリ消滅 女子至学館大勢の金メダルの歴史終止符
男子フリー65キロ級準決勝で清岡幸大郎(左)に敗れた乙黒拓斗 Photo By 共同
 レスリングの全日本選手権第3日は23日、東京・代々木第二体育館で行われ、男子フリースタイル65キロ級で東京五輪王者の乙黒拓斗(自衛隊)が準決勝で清岡幸大郎(日体大)に6―6の内容差で敗れ、パリ五輪出場がなくなった。
 五輪出場枠を獲得していない男子8階級は、今大会の優勝者がアジア予選、世界最終予選に派遣される。枠を獲得した選手が五輪代表となる。女子で川井友香子(サントリー)は初戦で敗退し、62キロ級を制した東京五輪に続くパリ五輪出場がなくなった。

 乙黒、川井のパリ出場がなくなり、日本は女子50キロ級の須崎優衣(キッツ)だけが五輪連覇に挑戦することになった。女子68キロ級決勝が尾崎と森川の対戦となり、五輪3連覇の吉田沙保里さんらを輩出した至学館大勢(出身者を含む)の五輪出場も消滅。至学館大勢は女子が採用された04年アテネから東京まで五輪5大会連続で金メダルを獲得してきたが、途絶えることになった。

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