小松原組「泣ける」逆転戴冠 若手の突き上げ歓迎「お尻に火が付き続けている」

2023年12月24日 17:24

フィギュアスケート

小松原組「泣ける」逆転戴冠 若手の突き上げ歓迎「お尻に火が付き続けている」
演技をする小松原美里、小松原尊組(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート全日本選手権最終日 ( 2023年12月24日    長野市ビッグハット )】 アイスダンスは、リズムダンス2位の小松原美里、尊組(倉敷FSC)がフリーダンス2位の107・50点、合計178・39点で2年ぶり5度目の優勝を飾った。若手カップルが台頭する中で、北京五輪代表が円熟の演技を見せた。
 美里は「五輪選考会とあまり変わらず、凄く緊張した」と振り返り、演技前に尊は「歩きながら泣いてしまいました」と明かす。それでも「演技前に村元哉中さんとばったり会って、ハグしてもらい、とても力をもらった」と言った尊は「練習できたことを試合でできた」と語った。

 観客席には大勢のファンが詰めかけ美里は「大先輩の引退があって、大丈夫かなと思った」と心配もありながらも、大きな声援に「皆さんに感謝を伝えたい」と話した。若手カップルも増え、切磋琢磨(せっさたくま)できることがうれしい。尊も「一緒に頑張れて感動できる。8年目、まだ頑張らないといけない。日本の名前では(たける、でなく)泣けるのほうがよかったのかな」とジョークも語った。

 世界の上位を目指すが、国内でも若手との競り合いが続く。美里は「先生からぶっちぎりで優勝できていないということは、やること分かっているでしょと言われている」とさらなる進化を期し「お尻に火が付き続けている。あっつい、あっついという感じです」と話した。

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