【リーグワン】静岡がノーサイド直前の逆転で待望の今季初白星

2023年12月24日 21:18

ラグビー

【リーグワン】静岡がノーサイド直前の逆転で待望の今季初白星
<静岡BR・東京ベイ>静岡BRは後半43分、家村がトライを決めて矢富洋(左)、ダグラス(右)らの祝福を受ける Photo By スポニチ
 【ラグビーリーグワン1部第3節   東京ベイ19―23静岡 ( 2023年12月24日    大阪・ヨドコウ桜スタジアム )】 静岡が「サヨナラ勝ち」で今季初白星を挙げた。16―19でプレーが途切れればノーサイドの後半43分、連続攻撃からSO家村健太(22)が、ラックサイドを突いて逆転トライを決めた。W杯フランス大会まで日本代表のナショナルチームディレクターを務め、就任3試合目で待望の初勝利を手にした藤井雄一郎監督(54)は「後半はなかなかうまくいきませんでしたが、最後までネバーギブアップでプレーできました」と笑みを広げた。
 前半20分に先制トライを許したが、同24分にモールを押し込んでのフッカー日野剛志(33)のトライで流れを引き戻すと同29分にWTBマロ・ツイタマ(27)の2試合連続トライで逆転。後半も東京ベイ陣内に深く攻め込んだが決め手を欠き、相手シンビン(10分間の一時退場)の数的優位も生かせず、後半34分に試合をひっくり返されていた。その後はラインアウトでボールを失う場面もあったが、ボールを奪い返すと連続攻撃で劇的な結末につなげた。

 「この試合は絶対に落とせないという気持ちで臨みました」と家村。スクラムで再三、反則を誘うなど相手の反則が21だったのに対し、静岡は3。規律への意識も勝利を支えた。

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