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阿炎が巡業復帰　錣山親方の葬儀から一夜「しっかりしないといけない」師匠の思いを胸に決意新た

2023年12月24日 17:43

相撲

阿炎が巡業復帰　錣山親方の葬儀から一夜「しっかりしないといけない」師匠の思いを胸に決意新た
巡業に復帰した阿炎（中央） Photo By スポニチ
　大相撲の冬巡業が24日、栃木市の「関東ホーチキにしかた体育館」で最終日を迎え、小結・阿炎（29＝錣山部屋）が参加した。師匠の錣山親方（元関脇・寺尾）が17日にうっ血性心不全のため60歳で死去。23日に葬儀・告別式を終え、途中離脱していた巡業に復帰した。
　葬儀には角界関係者はもとより、大勢の著名人や一般のファンも多数参列。「いろいろな人に愛された方なんだなと感じた。自分は軽々しく“師匠を超える”とか言っているけど、本当に高い目標なんだなと改めて思った」。尊敬する師匠の偉大さが、より身に染みた。

　悲しみを乗り越えて土俵に上がったこの日「これからしっかりしないといけないと思う。師匠がいない分、立田川親方（元小結・豊真将）と一緒に部屋のみんなを引っ張っていけるように」と決意を新たにした。部屋の稽古もこの日から再開されているという。「師匠なら“気にせず自分のできることを精いっぱいやれ”と言うと思う」。初場所（来年1月14日初日）へ向けて稽古に励むことが師匠の望みであると理解しており、その務めをしっかり果たすことを誓った。

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