【箱根駅伝】青学大・原監督「ほぼ理想のオーダー」佐藤4区、太田&黒田は補欠待機

2023年12月29日 18:59

駅伝

【箱根駅伝】青学大・原監督「ほぼ理想のオーダー」佐藤4区、太田&黒田は補欠待機
青学大・原監督
 来年1月2、3日の第100回東京箱根間往復大学駅伝の区間エントリーが発表され、2年ぶり7度目の頂点を狙う青学大は佐藤一世(4年)を4区、若林宏樹(3年)を5区に配置。主力の太田蒼生(3年)、黒田朝日(2年)は補欠に回り、当日変更での起用法が鍵を握る。
 原晋監督は「リスク回避もあるが、結果として理想とするメンバーに近づけた」とメンバー編成に自信を見せた。打倒・駒大で「負けてたまるか!大作戦」を発令し、往路には1区・荒巻朋熈(2年)、4区佐藤、5区には若林を配置。指揮官は「駒大に先行されると強い。往路に主力を配置して、背中が見える範囲で、できれば前に行きたい」と話した。

 キーマンとなるのは、佐藤に加え、補欠に回った太田、黒田の主力。順調なら当日変更での2、3区への配置が有力となる。指揮官は「(1万メートル)27分30秒を3人擁する駒大はパワフルだが、うちは駅伝力がある。黒田、太田、佐藤らタイムだけではない駅伝力で挑んでいきたい」とした。黒田の補欠意図について「若林をフォローできるのは黒田しかいない」と5区起用の可能性を残した上で「若林も順調に来ている。5、6区で区間賞争いをしてもらいたい」と山区間にも自信を見せた。

 他校の印象については「トータルで駒大1強は変わらない。青学大、中大、国学院大で挑む構図は変わらない」と言い、仕上がりについては「例年通り。故障者も出たが、ここに来て持ち直して、ほぼ理想のオーダーが組めた」と強調。「あとはスタートラインに立たせるだけ。わくわくしながら臨むだけ」と意気込んだ。

青学大の区間オーダー
1区:荒巻 朋熈(2年)
2区:平松 享祐(1年)
3区:小原 響 (4年)
4区:佐藤 一世(4年)
5区:若林 宏樹(3年)
6区:野村 昭夢(3年)
7区:皆渡 星七(2年)
8区:田中 悠登(3年)
9区:倉本 玄太(4年)
10区:宇田川瞬矢(2年)
補欠:松並昂勢(4年)、山内健登(4年)、太田蒼生(3年)、白石光星(3年)、黒田朝日(2年)、塩出翔太(2年)

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