「宇宙でスケボー」が夢の小野寺吟雲にサプライズ ギネス記録&野口聡一氏と対面 ビッグスポーツ賞表彰式

2024年01月12日 20:28

スケートボード

「宇宙でスケボー」が夢の小野寺吟雲にサプライズ ギネス記録&野口聡一氏と対面 ビッグスポーツ賞表彰式
テレビ朝日ビッグスポーツ賞表彰式で、ギネス世界記録の認定書を受け取り笑顔の小野寺吟雲 Photo By スポニチ
 テレビ朝日制定「ビッグスポーツ賞」の表彰式が12日、東京都内のホテルで行われ、スケートボード・ストリート男子の小野寺吟雲(13)が新人賞を受賞した。昨年は2月の世界選手権で銅メダルを獲得し(当時12歳)、5月のXゲーム千葉大会では初出場初優勝。これがいずれも男子の史上最年少記録で、ギネス世界記録の認定書を2枚授与されるサプライズもあった。
 普段のスケボースタイルから一転、この日はスーツに蝶ネクタイ姿でバッチリと決めた小野寺は、「認定されて、うれしい気持ち。スーツを着ると、大人になった気持ちになる」と照れ笑いを浮かべながらも喜びを口にした。

 以前から「目標は宇宙でスケボーをすること」と語る小野寺。この日はもう一つ、サプライズがあった。表彰式に招待されていた宇宙飛行士の野口聡一氏と初対面し、会話も交わしたという。「月に行ってスケボーをやったら、いっぱい凄い技ができるんじゃないか、と言われた。(重力が地球の)6分の1なので」。壮大な夢と真摯に向き合い、助言してくれた同氏に感謝していた。

 地球上では3月に控えるパリ五輪予選会第6戦(ドバイ)が当面の目標となる。五輪出場権を狙える位置に付けるが、「自分のスタイルで楽しく、1日1日頑張りたい」と話した。

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