ラグビー仏ボルドー移籍のNo・8タタフ「俺のことを忘れないで」今夏の日本代表復帰に意欲

2024年01月12日 20:49

ラグビー

ラグビー仏ボルドー移籍のNo・8タタフ「俺のことを忘れないで」今夏の日本代表復帰に意欲
オンラインでフランスでのラグビー生活について語るテビタ・タタフ Photo By スポニチ
 ラグビー元日本代表で、今季からフランス1部の強豪ボルドーでプレーするNo・8テビタ・タタフ(28)が12日、オンライン会見に臨み、日本のメディアやファンに向けて近況報告を行った。昨秋のW杯出場は逃したが、東京SGから移籍した新天地では、ここまで8試合(うち先発7試合)に出場し、1トライを記録。日本時代と同じく、屈強なフィジカルを生かした突破役として存在感を発揮している。
 白いシャツを着てリラックスした表情で会見に臨んだタタフは、「(フランスは)フィジカルが(日本より)上のレベルで、自分も強いレベルに行けるように、超えられるように、トレーニングも頑張りたい」と抱負を語った。コーチング面ではGPSのスタッツなどを示されることがあるそうで、「これをもっと上げろとか、フランスの方が厳しい」と実感を口にした。

 トンガ出身で中学の終わりに来日。目黒学院高、東海大、東京SGと経歴を歩んだため、日本は第二の故郷でもある。そのため「日本にいたから、日本にホームシック」と恋しそうな表情。日本時代はオフにトンガに帰国した際、10キロ以上も増量してチームや代表関係者を困らせていたが、「マツさん(松島幸太朗)から“チーズを食べ過ぎないように”と言われている。体重はあまり増えていない。毎週試合があるので。(食事は)コントロールされている」と話した。

 日本代表では1月1日付けで東京SGでも指導を受けたことのあるエディー・ジョーンズ氏がヘッドコーチに9年ぶりに就任。W杯出場を逃しただけに、27年に向けては並々ならぬ意欲を燃やす。「また桜のジャージーを着たい。(アピール)できていると思う」と話したタタフ。ファンに向けても「日本のファンのみなさん、俺のことを忘れないでください」と語り、今夏の代表復帰を目指す。

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