伯桜鵬 3場所ぶり出場が決定「7戦全勝優勝を目標に」左肩手術から5カ月“令和の怪物”完全復活へ

2024年01月12日 10:36

相撲

伯桜鵬 3場所ぶり出場が決定「7戦全勝優勝を目標に」左肩手術から5カ月“令和の怪物”完全復活へ
3場所ぶりの出場が決まった伯桜鵬 Photo By スポニチ
 元幕内で西幕下5枚目の伯桜鵬(20=宮城野部屋)が12日、大相撲初場所(14日初日、東京・両国国技館)に出場することを表明した。11日の稽古後に師匠の宮城野親方(元横綱・白鵬)と話し合い、同日夜に最終判断を下した。
 伯桜鵬は昨年初場所の初土俵から所要1場所で新十両、3場所で新入幕とともに史上最速記録を打ち立て、名古屋場所でいきなり11勝を挙げる大活躍。しかし古傷の左肩の状態が思わしくなく、8月末に手術に踏み切った。約4カ月間のリハビリを経て先月26日から土俵での稽古を再開。「出たいという気持ちは一番強い」と初場所の出場を前提に、今月4日からは実戦稽古も行ってきた。
 出場を決断した前日の11日には十両・天照鵬(21)とも申し合い稽古を行い「術後初めて関取と相撲を取って、立ち合いの馬力が強いけどそれを残して左四つで勝てたのは少し自信になった」と手応え。「主治医からのGOサインはもらっているので、あとは自分の感覚と師匠の判断。寝て起きた時の感覚で」と結論を持ち越していた。

 11日の稽古では、天照鵬の重い胸を借りて約8分に及ぶぶつかり稽古もこなした。「番数も取れるようになってきたし、術前よりもスタミナはついたかなと思います」。リハビリしながら十分なトレーニングを積んできており、さらなる進化も遂げたようだ。

 「師匠が出場を認めてくれたからには、7戦全勝優勝を目標にしています。覚悟を決めて土俵に上がりたいと思います」。14日から始まる初場所で“令和の怪物”が完全復活を遂げる。

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