3場所ぶり復帰の伯桜鵬「楽しみでワクワク」幕下で全勝V宣言「自信ある」初日は矢後と対戦

2024年01月12日 13:03

相撲

3場所ぶり復帰の伯桜鵬「楽しみでワクワク」幕下で全勝V宣言「自信ある」初日は矢後と対戦
3場所ぶりの出場が決まった伯桜鵬 Photo By スポニチ
 元幕内で西幕下5枚目の伯桜鵬(20=宮城野部屋)が12日、大相撲初場所(14日初日、東京・両国国技館)に出場することが決まった。この日、取組編成会議が開かれ、伯桜鵬の初日の相手は幕内経験者で東幕下6枚目の矢後(29=押尾川部屋)と発表された。
 伯桜鵬はこの日朝、治療を終えてから東京都墨田区の宮城野部屋で報道陣の取材に応じた。「出場します。意欲もあるし自分自身でも覚悟している」と力強く宣言。11日の稽古後に師匠の宮城野親方(元横綱・白鵬)と話し合い、同日夜に最終判断を下した。

 昨年8月末に左肩を手術。2場所連続全休で番付は西前頭9枚目から西幕下5枚目まで一気に落ちた。新十両、新入幕、初三賞と史上最速記録を次々に打ち立てて幕内中位まで超スピード出世したところから一転逆戻り。「手術することよりも番付が落ちていくことが嫌だった」と苦渋の選択となったが「今では良い決断だったと思っていますし、良い決断だったと言えるようにしたい」と前を向いた。

 3場所ぶりの本場所を前に「師匠が出場を認めてくれたからには、7戦全勝優勝する自信もあるので覚悟を決めて土俵に上がりたい」と決意。「この決断を認めてくれた師匠に感謝しないといけないし、結果で恩返しするしかないので勝つしかない」と気合を込めた。

 左肩の違和感なく相撲が取れるようになり「相撲が取れることがどれだけ幸せなんだろうと、改めて相撲が好きなんだなと思った」という。恐怖心や不安については「ないです」と言い切った。「久しぶりに大相撲の空気を感じられるというのは楽しみでワクワクしています」。完全復活を遂げた“令和の怪物”が1場所での関取復帰を目指し、175日ぶりに土俵に帰ってくる。

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