【リーグワン】6季ぶり完封勝利に東京SG・田中監督「凄く価値がある」3位でシーズン折り返し

2024年03月02日 19:26

ラグビー

【リーグワン】6季ぶり完封勝利に東京SG・田中監督「凄く価値がある」3位でシーズン折り返し
<東京SG・BR東京>東京SGがBR東京を完封(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【ラグビーリーグワン1部第8節   東京SG 62―0 BR東京 ( 2024年3月2日    東京・秩父宮ラグビー場 )】 レギュラーシーズン折り返しの一戦は、昨季4位の東京SGがBR東京を62―0の完封勝利で下し、6勝目(2敗)を挙げた。
 リーグ公式戦での無失点試合は、旧トップリーグ17~18年シーズンの宗像サニックス戦(45―0)以来、6季ぶり。会心の試合内容に、田中澄憲監督は「素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。20年近くチームにいるが、完封は記憶にない。無失点は凄く価値がある」と手放しで称えた。

 2週間前の前節では首位を走る埼玉に20―24で敗戦。スコア以上に内容が伴わず、この中間には「凄く雰囲気の暗くなるミーティングをした」(田中監督)という。特に注力したのはボールを持っていない場面での動き。キックチェースやタックル後の動きに怠慢さが表れたプレーや選手を厳しく指摘し、空気をピリッと引き締めた練習を実施してきたという。

 その成果もあって、この日は試合の入りから相手の最大の強みであるコンタクトエリアで徹底抗戦。我慢強く、そして一歩も引かずに体を当てると、徐々に相手が根負け。素早い球出しからバックスリーがトライを量産すれば、セットプレーからフッカー堀越主将がハットトリックを達成し、「FWで勝負に来るので、最初の20分でフィジカルバトルを勝てたことが今日の勝因」と大きくうなずいた。

 前半戦を6勝2敗の3位で終え、シーズンは後半戦に入る。開幕8連勝中の埼玉、BL東京を逆転するには、1敗もできない状況。そんな中での自信を取り戻す白星に、CTB中村も「このチームの基準を取り戻せた」と手応えを口にした。

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