【バドミントン】渡辺勇大、五輪会場での大会へ決意「その場所で良い成績を残すことが重要」

2024年03月02日 09:57

バドミントン

【バドミントン】渡辺勇大、五輪会場での大会へ決意「その場所で良い成績を残すことが重要」
羽田空港で取材に応じた渡辺(左)と東野(撮影・福永稔彦) Photo By スポニチ
 バドミントンのフランス・オープン(5日開幕、パリ)、全英オープン(12日開幕、バーミンガム)に出場する混合ダブルスの“ワタガシ”ペアこと渡辺勇大・東野有紗組(BIPROGY)が2日、出発前に羽田空港で取材に応じた。
 フランス・オープンは優勝経験もあり相性が良い大会。渡辺は「お客さんもたくさん入るし、前回までは大きすぎない会場でバドミントンしやすい環境だった。(会場が変わる)今大会はどうなるか分からないけど、会場の大きさや雰囲気も大事しながら戦いたい」と意気込みを示した。

 今年は新設のパリ五輪会場で開催されるが、渡辺は「正直会場のレイアウト、照明は変わるかも知れないので、大事なのは体育館の大きさくらい。まずはその場所で良い成績を出すことが重要」と強調。東野は「五輪の会場でプレーすることが珍しいと思うので、楽しんで会場の感覚をつかみたい」と話した。

 1月はアジアを転戦しマレーシア・オープン、インド・オープンに出場。2月はS/Jリーグに参戦したが、渡辺は男子ダブルス、東野は女子ダブルスでプレーした。

 渡辺は「S/Jリーグがあったので、ゆっくり休むことはできなかったけど、気持ちを切り替えて、海外遠征が始まるので、しっかり準備したいという気持ちでここまで来た」と振り返った。

 パリ五輪代表選考レースは4月末で終了する。世界ランクで日本勢1番手で2位のワタガシは当確ランプが灯っており、本番でのシードを確保するため世界ランク上位をキープしたい。

 渡辺は「シード権争いが凄く大事になる。選考レースが終わっても気の抜けない大会が続く」。東野は「ケガのないように一つ一つの大会を大事にしてシードを獲得できるように頑張りたい」と力を込めた。

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