【リーグワン】FB松島がPOM「2つ目が利いた」相手FW振り払うトライを自画自賛

2024年03月02日 19:54

ラグビー

【リーグワン】FB松島がPOM「2つ目が利いた」相手FW振り払うトライを自画自賛
<東京SG・BR東京>後半、松島が次々とタックルを交わしこの日2つ目のトライを決める(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【ラグビーリーグワン1部第8節   東京SG 62―0 BR東京 ( 2024年3月2日    東京・秩父宮ラグビー場 )】 レギュラーシーズン折り返しの一戦は、昨季4位の東京SGがBR東京を62―0の完封勝利で下し、6勝目(2敗)を挙げた。前後半計9トライ、守っては6季ぶりの無失点と完璧な内容の一戦のプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)には、FB松島幸太朗が選ばれた。
 前節の埼玉戦では先発を外れていた松島は前半16分、ゴール正面でラストパスをもらい1トライ目。後半には自陣中盤から見事な50:22キックを決めて陣地を回復すると、最大の見せ場は同27分。公式戦デビューとなったアルゼンチン代表SOサンチェスからパスを受けると、約30メートルをステップを切りながら突破。最後は相手フランカーのタックルを振り切って2トライ目を挙げた。

 試合はフッカー堀越主将がハットトリックを達成していたが、POMに選ばれたのは松島。本人も「2つ目のトライが利いたのかと」と自画自賛。チームとしての会心の内容での勝利に、「用意していたことが出せた。状況に応じて求められるプレーをすれば、このチームは(うまく)回る」と話した。

 今季は南アフリカ代表のWTB/FBコルビが加入。同時出場の試合では、松島がウイングに回ることが多い。それでも本人は15番に強いこだわりを持っており、起用する側の田中澄憲監督も「15番に求められるスタンダードがある。彼もしっかり理解して、取り組んでいる。マツのパフォーマンスが上がれば、チームのパフォーマンスも上がる」とこの日の活躍を称えた。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2024年03月02日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム