【東京マラソン】えっ!瀬古氏 パリ代表は大迫に決定も「返事するか…」 大迫は公式サイトで「内定」報告

2024年03月03日 12:59

マラソン

【東京マラソン】えっ!瀬古氏 パリ代表は大迫に決定も「返事するか…」 大迫は公式サイトで「内定」報告
瀬古利彦日本陸連ロードランニングコミッションリーダー Photo By スポニチ
 【東京マラソン ( 2024年3月3日    東京都庁~東京駅前の42・195キロ )】 パリ五輪代表の男子3枠目をかけたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジ最終戦として行われ、西山雄介(トヨタ自動車)が2時間6分31秒(速報値)で日本人トップの9位に入った。
 今大会で日本陸連が定める設定タイム2時間5分50秒以内をマークし、日本人最上位に入ればパリ切符獲得だったが、日本選手は記録を突破できなかった。

 パリ五輪の代表は昨秋のMGC1位の小山直城(ホンダ)、2位の赤崎暁(九電工)、3位の大迫傑(ナイキ)で決着。レース後に会見した日本陸連の瀬古利彦・ロードランニングコミッション・リーダーは「残念ながら5分50秒を切る選手が現れなかった」とした上で「全員が五輪を目指して頑張ってきたことは評価したい」と続けた。

 3人目は大迫に決定したが、瀬古氏は「3人目は誰か分からない。彼(大迫)は返事するか分かりませんが、決まったら全員で応援したい」と話した。

 大迫は東京に出場せずに4月のボストンを走ることを表明した1月に「もちろん五輪は大事なレースだけど、みんなが思っているほどにこだわらなくていい」と説明。ただ、レース後は自身の公式サイトで「パリ2024夏季オリンピックのマラソン日本代表に内定」と報告した。

 さらに瀬古氏は「彼には出て欲しいと思います。2人にアドバイスできるのは彼しかいない。3人目に入って、引っ張ってもらう役目だと思う」とラブコールを送った。

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