【東京マラソン】ペースメーカーの影響大?男子は設定タイム切れず、新谷は不発…先頭集団は予定距離持たず

2024年03月03日 17:53

マラソン

【東京マラソン】ペースメーカーの影響大?男子は設定タイム切れず、新谷は不発…先頭集団は予定距離持たず
<東京マラソン>24キロ手前を走る鈴木健吾(右から3人目)ら(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【東京マラソン ( 2024年3月3日    東京都庁~東京駅前の42・195キロ )】 パリ五輪代表の男子3枠目をかけたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジ最終戦として行われ、西山雄介(トヨタ自動車)が2時間6分31秒で日本人トップの9位に入った。
 今大会で日本陸連が定める設定タイム2時間5分50秒以内をマークし、日本人最上位に入ればパリ切符獲得だったが、日本選手は記録を突破できなかった。

 今大会でにわかに注目を集めたのがペースメーカーだった。アフリカ勢が快走する先頭集団は中盤まで世界記録を上回る快ペース。先頭集団のペースメーカーは3人いたが、26キロで全員が脱落する異例の事態に。予定の30キロまでペースメークできなかった。

 パリ切符を目指した日本勢が形成した先頭集団は不安定なペースに。テレビ解説の藤田敦史・駒大監督が「上げ下げがある」と指摘するなど、1キロ3分を越えるポイントもあり、リズムをつかみにくい展開となった。また、ペースメーカーが給水で立ち止まり、後続ランナーの邪魔になるシーンもあった。

 女子でも日本記録更新を目指した新谷仁美(積水化学)が男性ペースメーカーについてレースを進めたが、ハーフまで設定ペースよりも遅いことに気付かず。コーチからの声かけで気づいたものの、「変なリズムにハマってしまった」と振り返った。

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