多田修平 予選で日本記録も決勝は7位入賞 男子60メートル

2024年03月03日 04:35

陸上

多田修平 予選で日本記録も決勝は7位入賞 男子60メートル
男子60メートル準決勝で走る多田修平(中央) Photo By ゲッティ イメージズ
 【陸上世界室内選手権 ( 2024年3月1日    英国グラスゴー )】 開幕し、男子60メートル決勝で東京五輪代表の多田修平(住友電工)は6秒70で7位に入った。多田は予選で自身と桐生祥秀(日本生命)が持っていた6秒53の日本記録を上回る6秒52をマークし、準決勝も6秒56で突破した。男子400メートルで屋外の日本記録を持つ佐藤拳太郎(富士通)は脚の違和感を訴え、予選を棄権した。
 多田は決勝で左太腿裏のけいれんに見舞われた。「手応えもあったが、体がついてこなかった。悔しさ10割」と残念がった。

 予選で日本新記録を樹立。準決勝も突破し、決勝はコールマン、ライルズ(ともに米国)ら強豪との対決になったが、レース前の練習中にけいれんが発生し、力を抜いてゴールした。

 幸い、ケガは「軽度の筋膜炎ぐらい」と重傷ではない様子。2大会連続の五輪出場を目指す27歳の実力者は「五輪の決勝で戦えるように、つくり直したい」と決意を新たにした。

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